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創作系ひとりプロダクションもどき「B'sChamber」の活動報告など

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作ったものを書いておきます。

●「多数決ロジック」 PIC12F509を使い、3つ以上の入力がアクティヴになったら出力をアクティヴにする。
●「Yonekey10」 ヨネミンにつなげてメロディを弾きやすくするアタッチメント

そしてこれから作る、というか現在製作中なのが

●「ロジブロック」電子ブロック感覚でデジタル回路を作って遊ぶもの

です。

いちおう動いているぞ、というご報告。

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というわけで今日はバイトの面接の会場が秋葉原だったので、帰りにパーツを買ってきました。
といってもパーツ屋じゃなくて連絡通路にある100円ショップなんだけど。

今度の「テクノの灯火」はこんな仕様でいきます。
という前に「テクノの灯火」について説明します。初めての方も多くいらっしゃると思うので。

「テクノの灯火」とは:
もともとは「渋谷電気まつり」という共催のライヴイベントの御来場者用グッズとして開発したもので、電子回路を使って電池でLEDを点滅させるだけのシンプルなオブジェです。

初期型は弛張型発振回路+チャージポンプ回路の組み合わせで1.5VでLEDを点滅させるものでした。
ご存知かと思いますが、LEDは1.5Vでは点滅はおろか光りません。
そこを「テクノのチカラ」で点滅させるところから「不可能を可能にすることがテクノなんだ」という意味を込めて作り、配っておりました。
通算で200個以上配っていたことになりますが、その気持ちがどれぐらい伝わったでしょうね・・・・

そして今回から「そろそろテクノ度を上げたいな」と思い、仕様を以下のように変えて作っていこうと決めたわけ
です。

【テクノの灯火2009:仕様】

●電源電圧は3ボルト。単5電池2つ。
●発振回路部分にPIC(12C509A)を使う。
●LEDは3素子が入った赤いものを使う。(デッドストック処理も兼ねる)
●基板は秋月C基板相当。
●塩ビを切り出してアンダーボードにする。

製作予定個数は22個。
数的に半端ですが、これは手持ちのPIC12C509Aの在庫が22個というところから来ています。
これを8/9までになんとか作り上げる所存です。

sch.JPGまずは回路図です。BSChで書いてます。
ご覧の通りのシンプルさ。
LEDは「同時に光らせない」と決めたのでアノードコモンということで1本にしました。

と早速間違いを発見。
GP3端子は入力にしかならないので何もつながないのは誤動作の元になります。
というわけで「0V」か「3V」のどちらかにしないといけないんですが、GP3端子は「リセット端子」としても使われ
るので、「リセットしてない状態」にしておくのがいいだろうということで「3V」のの方につなぐことにしました。
という手書き修正がこれ。

pcb_design.JPG そしてGP3端子の処理も反映しつつパターン図を書いてみます。
回路図は後で直しますって。

なにしろシンプルな回路ですから、パターンもアッサリです。
一番場所を食うので気にしていた「3V電池ホルダの配置」も無事に収まりました。
最初は「横置き」にしようかと思ったんですが、どんどん寄せていったら縦でも入ることがわかったので思い切って。

でもこれなら単5×2でなくてもCR2032も置けるし、LED5個置きも出来るはず。
今年はこれでいくけど、来年はそっちでいってみるか、という次回への展望もすでにここで生まれております。

testpcb.JPG そしてサクサク作ってみました。結構簡単です。
といってもあと21個作るのだから簡単でないとあとあと困るのでこれは当然ということにします。
以前のトランジスタ式のときは一人で10日ぐらいかかってました。
これで1週間ぐらいになってくれれば・・・・

patt.jpg 光り方のパターンを考えます。

そういえば「どう光らすか」というのを考えていなかったので、それもまたサクッと考えてみました。
以前のバージョンは「とにかく省電力で光らせる」ということだったので、光らせるパターンも何もあったもんじゃなく、結果コンデンサと抵抗で周期を決めてパルス的に光ってもらうしかなかったんです。
でも今度はPIC。
プログラムエリアの許す限りどんな光らせ方だって出来るわけですよ。
点灯、点滅、周期やデューティだってプログラム次第。
ようしここは、と思うけど凝ればどこまでも凝れそうな気がしてこわいので、まずはこんな感じに光らせることにしました。
左から右にゆっくり→ちょっと速く→もうちょい速く→速く→またゆっくり・・・・を繰り返す仕様です。

これをバッヂのようにしてみんながつけて、それを見ながらヲレが歌う・・・・なんてことを想像すると楽しくなって
きます。やる気の原動力。

そしてプログラム。
以前作った「1Hzタイムベース」とやっていることはかなり似ているので、それをモディファイする形で書いてみました。
所要時間3時間。
まぁパターンごとに試しながら作っていたからというのもあります。

89aabf8a.jpeg で完成。

3つくっついた形のLEDは光が隣ににじむからかなり幻想的?
これがパラパラと動くとついつい見とれてしまいますなあ。

そういえば__CONFIGの設定を間違えてたのでライターの設定でパッチを当てました。
例のGP3関連のことです。
回路的には問題のないところではあるんですが。。

でも流石に3Vの低電圧でレギュレータもないという電源的にはちょっとリスクが高く、電池の接触不良の影響をモロに受けてしまうみたいですね。
ちょっと古めの、+電極が部分的にサビていたやつを使ったら動作が不安定(しょっちゅうパワーオンリセットが
かかる)でした。
サビが振動とか湿気の影響を受けて一種のチャタリングみたいのを起こすんではないだろうか、などと考えてみましたが、どうなんでしょうか?

あとはこれを量産すればいいというところまで来ました。

今回使うPICは12C509という、ちょっと古めの、書き込みは1回だけしか出来ない「(鶴田浩二のような)男気
あふれる」チップを使いました。
理由はやっぱり「在庫処分」。
今は秋月でこれの「フラッシュメモリタイプ(12F509)」というのがあります。
機能的にはまったく同じで、なおかつ何度でも書き直しが出来、しかも1個60円と安い12F509がある今、あま
り12C509(今でも売っているが1個150円)を持ち続ける意味も無いと思い、いい在庫処分の機会を狙ってい
たのです。

次は量産の進み具合をレポートできたら・・・・いいんですが。

randomtone.jpg前回のブログで書いたとおり、ランダムトーンが出来ました。
なかなかかわいい音がします。
基板からパーツへの配線は某所でやらせていただき、そこの所長さんと完成の喜びを共有したり、所長さんの機材とつないで音の変化を楽しんだり、気がつくと机を叩いてセッションしていたりと面白い日でした。

実際の完成はその2日後の昨日。
電源を入れるとLEDが点く仕様にしていたのをすっかり忘れていて、昨日対処して完成させた次第です。

というわけでネタ元のAirVariableさんのところにご挨拶に行ってきます。
ご無沙汰してました。
タカナンショウ・Gが出来たと思ったらそのアイデアをくれた方が亡くなってしまったり(ご冥福は祈り続けてます。)資金が底をついてしまい気力まで枯れかかったり、死神が近づいたり離れたりという精神的に悲惨な状況をくぐりぬけたりしてました。
そんな中、精神的に支えて下さった米本先生をはじめとする皆様、技術的経済的にチャンスを下さったあの方(まだヲレが迷惑をかけているかもしれないので名前は伏せますね)ステージで共闘してくださったまんぺいさんには多大な感謝をするとともに、今後の復興を信じて出来ることは確実にやっていこうと思っている所存です。

ちょっと堅くなりました。
その一環という意味も込めて、前回の記事でも書いたとおりそろそろ「ランダムトーン」を作ってみようかと思っています。(ランダムトーンについてはお手数ですが前回の記事からリンクをたどっていってみてください。)

基板のパターン図は昨日布団の中で作りました、といっても元の回路自体はとてもシンプルなものなのでスグに出来てしまったんですが。

これからバイト先からの電話を待ちながらボチボチ作っていこうかと考えてます。

b455f508.JPGやっと「タカ・ナンショウ・G」が出来ました。
前回「木を切り出した」ところから「基板作り」→「パネルの穴あけ」→「パネルに部品をマウント」→「スイッチ2つつを忘れの対策」→「ワイヤリング」→「動作チェック」→「レタリング」と進め、予定の3台が出来上がったのは昨日の14時頃でした。
それから急いでデザインフェスタに行き、米本先生にお披露目。
フェスタの終わりがけに米本先生からヨネミン用キーボードユニットを借り、タカ・ナンショウ・GにYlink接続してヨネミンとセッションして遊びました。
キーボードユニットはやっぱり大事。そろそろヲレも作らないといけないと感じました。

次はair variableさんの、PIC(12F675)を使った「ランダムトーンジェネレータ」を作ります。
出来上がったら報告して、リンクさせてもらおうっと。
ケースの上パネルにるための塩ビ板を切り出しました。

130233a1.JPG今度は緑です。
なぜかリングモジュレータ系は緑、という妙なリンクがあったので緑にしました。
MXRのリングモジュレータは確かくすんだ青で「BlueBox」って名前だったと思った。余談です。はい。
これでヨネミン・Gとかと並べたらテーブルの上はかなりカラフルになるでしょう。
もちろん狙いです。
あとは塩ビ板にもうちょっとカラーバリエがあるといいんだけど。

ケースは御徒町近くの100円ショップにあった天然木?のボックスを使ってみました。
いつもは板を1枚1枚切り出しては木工ボンドで貼り付けて作るんですが、トータルな手間で言ったらこういうボックスを買ってきたほうが早いのかな?と思って買ってのゲットです。
ただこれサイドに取っ手用?の長穴があいているのでケースとして使うにはちょっと都合が良くないです。
というわけでサイドには5ミリのアガチス単板をサイズに切って木工ボンドで貼りました。
サイドに木を使うことでなんとなく高級感も醸される・・・・か?

613b4f7f.JPG板の幅でちょっと悩みました。
当初はサイドの木の上にまでもってこようかと思っていたんですが・・・・なんかどうもかっこ悪い感じがしたんです。
というわけで長手方向に10ミリ短くして現在の寸法にしました。
これでサイドの木のアクセントを殺さずにすみます。

こうなるとわかっていたらサイドの木を2ミリ高くして、塩ビ板をはさむようにすればもっとかっこよかったかな?次こそは・・・・
ウチの呼び鈴が壊れて鳴らなくなっていたので直せという指令が出ていたので、昨日はこれをやっていました。

ウチの呼び鈴は変わっていて、ボタンを押すと「ピーヒョロロロロー」とトンビが鳴くようになっています。
今の家に引っ越してくるときに「ただのピンポンやブーじゃ面白くないから」と、トンビの鳴き声の出るキットを呼び鈴にするべくヲレが仕込んだのです。
当初家族には不評だったんですが(気持ちはわかる)そのうち慣れてきたのか普通の対応をとるようになってきました。
それが17年目にして故障。
「嫌だったんだろうから、いいじゃんこれで」と思っていたら「不便だから」「宅配の人が来てもわからないから」という理由で復帰の指令となった次第。ごく当たり前の理由といえば理由だけど、ちょっとだけ嬉しかったな。

調査の結果、問題は「接点端子のハンダはずれ」というもっとも簡単な理由だったことが判明。
ただ外のボタンも接触不良が目立ってきたので、この機会に換えることに。
そしてどうせ換えるならここに一味加えたいと思い、こんな感じにしました。

nec_0002.JPGスイッチはヲレの定番のこれ。
ヨネミン・Gにも使ったミヤマの・・・・あ、型番忘れた。
東急ハンズにも売ってるあれです。
適度な手ごたえとポチッとしたルックス。
そして「俺はスイッチだ。だから押せ」と言わんばかりの主張の強い「PUSH ON」のトップ文字がいい味を出してます。
そしてそれを受け止める塩ビ板は黄色。
注意を惹く意味、というより塩ビ板の在庫がいちばんあったからこれにしたという不順な動機も忍ばせつつ。
囲む板は5ミリ厚のシナベニヤ板を木工ボンドで貼り合わせたもの。
耐候性としてはいまいちだけど、これ最近のヲレのケース作りのスタイルだし、一応内側の隅にはコーキング目的で木工ボンドを余計に回してあるし、そのヲレのケース作りにおける耐候性試験も兼ねられるからいいやと思って。
実際に押してみると・・・・塩ビ版がちょっとしなるけど、ま、いっか。

4742e7e3.jpegそして今回のアップグレードである「許可スイッチ」。
要はボタンとの間に直列に割り込ませることで、外のボタンを許可/キャンセルするというもの。
意味が無いように思われるかもしれないけど、だれだって家にいれば「ちょっと手が離せない」「今は静かにして欲しい」と思うときがあるでしょう。
そんなときにこれを「鳴らさない」にしておくと、いくらボタンを押されても鳴らないのでそういうときに便利だろうと思って付けた。
だって来訪者の応対は義務じゃないもんね。

あまり深く考えずに作ったので両方とも箱がデカくなってしまったのがちょっとだけ気にはなってる。
ちょっとだけ。

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プロフィール
HN:
弁慶
年齢:
58
性別:
男性
誕生日:
1965/05/26
職業:
ヒマすぎて困っている板金職人
趣味:
音楽と電子工作
自己紹介:
南関東在住。
やはりYMOに影響を受け、音楽と電子工作を同時に始める。
20代よりライヴ活動を始めるも要領がわからず頓挫、しばらくは宅録と楽器集めにハマる。
30代後半から再びライヴ活動を再開し、資金難にあえぎつつも細々と活動を続ける。
最近は電子工作と音楽をより密接にした展開を目指して試行錯誤しているところ。
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